米国務長官、サウジ国王らと会談 不明記者の「徹底調査」で合意

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ポンペオ国務長官(左)を迎えるサルマン国王=サウジアラビア首都リヤド/Handout/BANDAR AL-JALOUD/Saudi Royal Palace/AFP/Getty Images

ポンペオ国務長官(左)を迎えるサルマン国王=サウジアラビア首都リヤド/Handout/BANDAR AL-JALOUD/Saudi Royal Palace/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のポンペオ国務長官は16日、訪問先のサウジアラビア首都リヤドで、サルマン国王らと会談し、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館でサウジアラビアの記者ジャマル・カショギ氏が行方不明になっている件をめぐり協議を行った。ポンペオ長官によれば、サウジ指導層はカショギ氏に何が起きたのかについては何も知らないと答えたという。

ポンペオ長官は、サルマン国王やムハンマド皇太子、ジュベイル外相と会談した。ポンペオ長官によれば、いずれの会談でも、イスタンブールの総領事館で起きた出来事については何も知らないと強く否定されたという。

ポンペオ長官は「我々は直接かつ率直な会談を行った。私は徹底的で透明性があり、時宜にかなった調査の実施の重要性について強調した」と指摘。サウジ指導層もこうした調査の実施を約束したという。

カショギ氏は今月2日に在イスタンブールのサウジ総領事館に入ってから足取りがつかめなくなっている。情報筋によれば、ムハンマド皇太子に近い高位の当局者が行った尋問がカショギ氏の死につながったという。

トルコ当局者は、カショギ氏が館内で殺害された後、遺体は切断されたとの見方を示している。

「サウジ記者死亡」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]