音楽祭の会場で遊歩道が崩落、300人以上負傷 スペイン

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遊歩道が崩落した後、消防隊員が捜索に当たる様子/Salvador Sas/EPA-EFE

遊歩道が崩落した後、消防隊員が捜索に当たる様子/Salvador Sas/EPA-EFE

(CNN) スペイン北西部のビーゴで開かれていた音楽フェスティバルの会場で、海に面した木製の遊歩道が突如として崩落し、観客など300人以上が負傷した。地元警察や衛生当局が13日に明らかにしたところでは、この事故で1人が重傷を負い、負傷した316人のうち9人は入院している。

事故は3日間にわたって開かれた文化スポーツイベント最終日の12日深夜に発生。音楽コンサートの最中に、港湾施設の木製の遊歩道が崩れ、大勢の人が割れ目に落ちたり海に転落したりした。

崩落した原因は現時点で不明。イベント主催者は13日に発表した声明で、事故が起きた区画は封鎖され、専門家が原因究明に当たっていると説明した。

SNSには事故の直後から、陥没した遊歩道の写真や映像が次々に投稿されている。

現場にいた観客の男性は、人気ラップ歌手の登場で観客の数は急増していたと話し、「突然ものすごい音が聞こえて、足元の地面が消えたように感じ、真ん中の穴にみんなが転落した」と振り返った。

「自分はセーターが海に落ちただけだったけれど、私の右側にいた人たちは転落しかけていた。みんなが悲鳴や叫び声を上げ、私は穴の中に落ちた人たちを見つけるために助けを求めた。私の友人も転落して、今は集中治療室にいる」という。

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