パキスタンで自爆テロ、選挙候補者ら20人死亡 武装勢力が犯行声明

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自爆テロの現場に集まった治安要員=10日、ペシャワル

自爆テロの現場に集まった治安要員=10日、ペシャワル

イスラマバード(CNN) パキスタン北西部のアフガン国境に近いペシャワルで10日、自爆テロが発生し、25日の総選挙に出馬していた候補者を含め20人以上の死者が出た。

ペシャワル市内の病院の報道担当者によると、負傷者も63人に上った。

パキスタンが総選挙の準備期間に入ってから、大きなテロが起きたのは初めて。同国内で今年最悪のテロとなった。

イスラム武装勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」の報道官が犯行声明を出し、「復しゅうの始まりだ」と宣言。自爆テロの詳細は追って発表すると述べた。

死者の中にはアワミ民族党(ANP)の候補者も含まれていた。この候補者の父親で州閣僚を務めていた人物も、2012年にTTPの自爆テロで死亡していた。

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