NZ首相、出産のため入院 現職首脳で30年ぶりの妊娠

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NZ首相が出産のため入院

NZ首相が出産のため入院

(CNN) ニュージーランド首相府は21日までに、ジャシンダ・アーダーン首相(37)が出産のため入院したと発表した。当初の出産予定日は今月17日となっていた。

アーダーン氏は昨年10月に首相に当選。1月にはインスタグラムで妊娠を発表し、「6月に私たちのチームが2人から3人に拡大することになり、クラークと一緒に本当に興奮している」とつづっていた。

パートナーのクラーク・ゲイフォード氏は現在、釣り関係のドキュメンタリー番組で司会を務めているが、仕事を離れて自宅で育児に専念する考え。

アーダーン氏はこれまで何度か子どもを欲しいかとの質問を受けてきたが、そうした質問に答える必要はないとメディアに語ったこともある。

ラジオNZとのインタビューでは、「マルチタスクに挑む女性は私が初めてではない。仕事をしながら赤ちゃんを持つ女性も初めてではない。以前にも多くの女性が行ってきたことだ」と述べていた。

現職首脳が妊娠したのは約30年ぶり。前回在任中に出産したのはパキスタンの故ベナジル・ブット元首相で、1990年のことだった。ブット氏の娘はツイッターでアーダーン氏に祝意を示している。

アーダーン氏は昨年10月の選挙でイングリッシュ前首相を破り、この150年のニュージーランドで最年少の指導者になった。

6週間の育児休暇の間は、ピーターズ副首相が首相代行を務める見通し。

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