イエメン内戦、米がUAEの支援要請を拒否 港湾奪還作戦で

イエメン内戦で米国がUAEの支援要請を拒否していたことがわかった

イエメン内戦で米国がUAEの支援要請を拒否していたことがわかった

(CNN) イエメン内戦でサウジアラビア主導の有志連合軍が暫定政権を支える作戦を開始するなか、米国が連合軍に加わるアラブ首長国連邦(UAE)からの支援要請を拒否していたことが15日までに分かった。米国とUAEの当局者がCNNに対し明らかにした。

UAEの当局者がCNNに語ったところによると、米国は諜報(ちょうほう)、監視、偵察といった活動への支援を拒否。また掃海艇の使用に関する要請も断ったという。

有志連合は、イエメンの港湾都市で物資輸入の最重要拠点となっているホデイダの奪還を目指しているが、イランの支援を受けて同市を制圧する反政府武装組織フーシは沿岸部に機雷を設置。奪還を実現するには掃海艇による機雷の排除が必要な状況となっている。

UAEの当局者は、現在、掃海艇1隻がフランスから到着するのを待っていると明らかにした。

米当局者は、実際に掃海艇への要請があったこと並びにそれを拒否したことを確認した。

UAEの当局者は、米国から要請を拒否した理由の説明はなかったと述べた。ただ作戦により民間人が死傷するとの懸念から、米議会が協力に反対したのではないかとの見方を示した。

ホデイダの奪還作戦については数十万人の生命が危険にさらされるとの推計もあり、ここ数日にわたり複数の米議員が公の場で批判していた。

イエメン内戦ではこれまで住民ら数千人が死亡。フーシは2015年、国土の多くを制圧し、有志連合が軍事介入に踏み切っていた。現状は中東の主導権をめぐるサウジ、イランの代理戦争の様相も呈している。

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