運転の権利訴えた男女8人拘束、運転解禁間近に控え サウジ

2018.05.21 Mon posted at 15:39 JST

[PR]

(CNN) 女性による車の運転が数週間後に解禁されるサウジアラビアで、運転の権利を訴えていた女性4人と支援者の男性4人が当局によって拘束されたことが21日までにわかった。

国営SPA通信が国家治安問題担当報道官の話として伝えたところによると、活動家らは自分たちの活動を支援する外国機関と不審な接触を行ったなどの理由で逮捕され、「王国を不安定化させ、社会構造を破り、国家の一貫性を損なわせる」ことを狙ったとされる。

地元メディアの中には、「裏切り者」という見出しを付けた日刊紙もあった。

サウジアラビアでは、6月24日に女性の車の運転が解禁される。しかし今回の逮捕を受け、女性の権利向上を訴えてきた活動家らの間に警戒感が広がっている。

オーストラリア・シドニーを拠点とするサウジアラビアの活動家、マナル・アルシャリフ氏が20日にCNNに語ったところによると、女性たちは逮捕状がないまま自宅で逮捕され、現時点で家族と連絡を取ることもできていない。

「彼女たちは以前から脅しを受けていた。黙るよう要求され、行動を監視され、携帯電話も監視されていた。ほとんどの女性は旅行も禁止されていた」とアルシャリフ氏は話す。

国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチも、活動家の逮捕や地元メディアのネガティブキャンペーンを批判している。

今回逮捕された活動家らは、女性がどんなことをする場合でも男性の保護者の許可を必要とするサウジアラビアの後見人制度についても廃止を訴えていた。

メールマガジン

[PR]

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]