シリア軍、反体制派地域に爆撃と砲撃 71人死亡

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隠れる場所を探して移動する市民ら=東グータ

隠れる場所を探して移動する市民ら=東グータ

(CNN) シリア首都ダマスカスの近郊にある反体制派が支配している東グータに対して、シリア政府軍が空爆や迫撃砲による攻撃を実施したことで、少なくとも71人が死亡し、325人が負傷したことがわかった。シリア人権監視団(本部・英国)が19日に明らかにした。

子ども9人を含む民間人62人が死亡した。武装勢力のメンバー9人も死亡したという。

CNNは独自に信ぴょう性を確認していない。

東グータ地区は4年以上にわたってシリア軍に包囲されている。シリア政府軍が大規模な攻勢を仕掛けた昨年5月以降、包囲は激しさを増している。

ロシアとトルコ、イランが2017年5月に結んだ和平合意では、東グータは「緊張緩和地帯」とされていた。

国連によれば、11年に内戦が勃発して以降、約40万人のシリア人が死亡した。国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、約540万人が国を離れたほか、610万人が国内で住む家を失ったという。

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