中韓が関係改善へ共同声明、THAAD配備で冷え込む

2017.10.31 Tue posted at 19:46 JST

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(CNN) 中国と韓国の外務省は31日、韓国による高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)配備で悪化していた両国関係の改善に向けて共同声明を発表した。

声明によると、両国は互いの隣人としての中韓関係に「大きな重要性」を認め、交流と協力を強化することが利害の調和をもたらすとの考えで一致。できるだけ早期にあらゆる分野の交流、協力を再開することで合意に達した。

中韓両国は一時、かつてないほど良好な関係を築いていたものの、韓国が昨年7月、北朝鮮によるミサイルの脅威に対抗して米軍のTHAADを配備すると発表したことで一気に冷え込んだ。

韓国では5月に就任した文在寅(ムンジェイン)大統領がTHAAD配備を一時的に中断するなど、関係改善に努めていた。

中国政府は依然としてTHAADに反対する立場を変えていないが、双方は今後、軍のチャンネルを通してこの問題を話し合うことでも合意した。

近くベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の場で、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と文氏が会談する予定も発表された。

両氏とも北朝鮮には武力でなく外交で対応するべきとの意見で一致している。

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