イラン大統領、ミサイル製造続行を表明 「合意に違反せず」

イラン大統領が自国防衛のためのミサイル製造を継続すると明言

イラン大統領が自国防衛のためのミサイル製造を継続すると明言

(CNN) イランのロハニ大統領は29日、同国がミサイルを製造することは欧米など6カ国との核合意に違反しないとの見方を改めて示し、製造続行を表明した。

イラン大統領府のウェブサイトによると、ロハニ大統領はこの日の演説で、欧米諸国による対イラン経済制裁解除と引き換えに核開発の制限に応じた2015年の合意には従っていると強調。

一方でイランには自国を防衛する権利があると主張し、「防衛に必要なあらゆる種類の兵器を製造、保有することに躊躇(ちゅうちょ)はない」「ミサイル製造を続けることは国際法にも国連安全保障理事会決議にも違反しない」と述べた。さらに敵対国が合意に違反した場合、イランは「断固とした答え」で応じると警告した。

米国のトランプ大統領は、イランとの核合意に批判的な姿勢を示してきた。今月13日の演説でも「最悪かつ一方的」な合意だと述べ、イランは多くの違反を犯していると主張。合意は米国の国益にかなっていないとして、定期的な認定をとりやめる意向を表明した。米議会はこれを受け、対イラン制裁を再開するかどうかを60日以内に判断することになっている。

ロハニ大統領は演説で、トランプ政権の態度は米国の信頼性を揺るがしていると指摘。「米国のような政府が重要な国際合意に従う気はないと明言してはばからない。しかもその理由は、前政権がだまされて結んだものだからだという。ならばその政府の連続性と責任はどうなるのだ」「国連安保理が承認した合意を明らかに無視する行為だ」と非難した。

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