海岸に「化学物質の霧」、150人が治療受ける 英

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「霧」が最初に報告されたのはバーリング・ギャップだった

「霧」が最初に報告されたのはバーリング・ギャップだった

(CNN) 英南東部のイーストサセックス州の沿岸で27日、正体不明の「化学物質の霧」が発生し、約150人が病院で手当てを受ける出来事があった。

地元の保健当局によれば、霧にさらされた住民は、目や喉の痛みを訴えたという。霧が発生した原因は分かっていない。

当局によれば、現地時間午後5時ごろ、おそらく海側から霧が流れてきて、周辺地域が霧に覆われ、騒ぎが始まった。

一部からは第1次世界大戦でも使われた化学兵器の「塩素ガス」との見方が出ているが、当局はそうした可能性は極めて低いとしている。

警察によれば、霧による症状は、不快ではあるものの、深刻なものではないという。警察は関係機関と協力してガスの発生源を見つけるため捜査を行っている。

海岸から人々が避難した28日も救急隊は現場に残った。住民に対しては、窓や扉を閉めて屋内にとどまるよう、呼びかけている。

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