バルセロナのテロ、実行犯の男を射殺

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バルセロナ中心部でテロ事件を起こした実行犯の男を警察が射殺した

バルセロナ中心部でテロ事件を起こした実行犯の男を警察が射殺した

バルセロナ(CNN) スペイン北東部バルセロナ中心部で歩行者の集団に車が突っ込み多数の死傷者が出たテロ事件で、警察は21日、車を運転していた実行犯の男を射殺したと発表した。

実行犯はすでにモロッコ国籍のユネス・アブーヤアクーブ容疑者(22)と特定され、警察が行方を追っていた。

警察は21日、バルセロナ西郊のスビラッツで自爆ベルトのようなものを着用した男を射殺したと発表。その後のツイートで、男が同容疑者と確認されたことを明らかにした。

地元警察の責任者によると、手配写真を見ていた女性が同容疑者を見かけて通報した。この日は気温30度の暑い日で、女性は容疑者が長袖を着ていたことも不審に思ったという。

警察が出動した時、同容疑者は単独で行動していたとみられる。射殺後はロボットがベルトを外してから警官らが近付き、身元を確認した。容疑者はこの時、複数の刃物も所持していたという。

当局の調べによると、アブーヤアクーブ容疑者は17日の事件現場にワゴン車を乗り捨てた後、別の車を乗っ取った。車の持ち主を刺し殺し、遺体を乗せたまま逃走したとされる。

同容疑者は、バルセロナと同市南郊のカンブリスで先週起きた連続テロに関与したとされる容疑者12人の1人。地元警察は容疑者のうち計8人を殺害、4人を拘束したと発表する一方、犯行グループが完全に解体されたわけではないとツイート。引き続き捜査を進める構えを示した。

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