土砂崩れの死者245人に、600人行方不明 シエラレオネ

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土砂崩れの現場に立つ住民とレスキュー隊員ら

土砂崩れの現場に立つ住民とレスキュー隊員ら

(CNN) アフリカ西部シエラレオネで発生した大規模な土砂崩れについて、同国の赤十字は15日、確認された死者の数が245人に増えたと明らかにした。依然として600人が行方不明となっており、今後も死者の数は増えると予想される。

大雨による今回の土砂崩れは14日、首都フリータウンから8キロほど離れた山で発生。山の傾斜に沿って建てられた簡素な造りの家々が押し流された。赤十字によると2000~3000人が避難を余儀なくされているという。

コロマ大統領の報道官はCNNに対し、生存者への聞き取りなどによって行方不明者の正確な数字を割り出そうとしていると説明。またシエラレオネと中国の建設会社が重機を提供し、泥とがれきに埋もれた人の捜索に当たる軍の支援に乗り出していることも明らかにした。

シエラレオネは現在雨季に入っているが、今年は特に雨が多い。米国立気象局によると、7月1日から8月13日までのフリータウンの降雨量は685ミリを超えており、例年平均の約300ミリを2倍以上上回った。

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