市民ボランティアの事務所に襲撃、7人死亡 シリア北西部

2017.08.13 Sun posted at 12:12 JST

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(CNN) シリア北西部イドリブ県で12日、市民ボランティア組織「シリア防衛隊(通称・ホワイトヘルメッツ)」の事務所が正体不明の武装グループに襲撃され、隊員7人が銃で撃たれて死亡した。

同組織の発表によると、武装グループはさらに車両2台やヘルメット、無線通信機を奪って逃走した。

反体制団体「アレッポ・メディア・センター(AMC)」もボランティア・スタッフ7人が殺害されたと伝え、葬儀のビデオや写真を公開した。

写真には、ホワイトヘルメッツのバッジを付けた男性らの葬列が埋葬場所へ向かいながら泣き崩れる場面が映っている。

ホワイトヘルメッツはシリア北部の検問所に、同組織のロゴが書かれた不審な車両を捕らえるよう要請した。

現場はイドリブ県サルミン。この都市は昨年、イスラム過激派「ヌスラ戦線」が国際テロ組織アルカイダとの絶縁後に改称した「レバント征服戦線」などの連合体にほぼ支配された。イドリブ県はシリア国内で政府軍の支配が及んでいない地域の一つで、最近さらに暴力が激化している。

政府軍は昨年、ロシアの支援を受けて北部の主要都市アレッポを制圧。停戦の成立を受け、同市の反体制派戦闘員や市民が一斉にイドリブ県へ避難していた。

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