ベルリンでナチス式敬礼のポーズ、中国人観光客を拘束

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ベルリンで人気の観光名所となっている連邦議会議事堂

ベルリンで人気の観光名所となっている連邦議会議事堂

(CNN) ドイツ当局はこのほど、首都ベルリンでカメラへ向かってナチス式敬礼のポーズを取っていた中国人観光客2人を一時的に拘束した。

ドイツでは、ナチスなどの非合法組織を象徴する公共の場での身ぶりや制服着用、旗の掲揚などが禁止されている。

中国人2人は5日、ベルリンの観光名所になっている連邦議会議事堂の前でナチス式敬礼をして拘束された。調べに対し、冗談のつもりだったと主張した。

ベルリンの中国大使館が6日に発表したところによると、2人はそれぞれ500ユーロ(約6万5000円)を支払って保釈され、すでにドイツを出て次の目的地へ移動したという。

同大使館は外国を訪れる観光客に対して、行った先の法律や文化、習慣を尊重し、中国の観光客や国全体のイメージ低下につながるような言動を避けるよう呼び掛けた。

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