米空母、イラン軍艦艇に警告射撃 革命防衛隊が発表

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イラン革命防衛隊は米海軍空母がペルシャ湾でイラン海軍の艦艇に警告射撃を行ったと発表した

イラン革命防衛隊は米海軍空母がペルシャ湾でイラン海軍の艦艇に警告射撃を行ったと発表した

(CNN) イラン革命防衛隊の海軍は29日、米海軍の空母がペルシャ湾でイラン海軍の複数の艦艇に警告射撃を行ったとの声明を発表した。軍人としての職業倫理に反する挑発的な行動として非難した。

革命防衛隊海軍によると、米空母「ニミッツ」ともう1隻の艦船が海上の油田・ガス田近くにヘリコプター1機を飛ばし、その後、イラン艦艇に接近。イラン艦艇が警告射撃を無視したところ、ニミッツらは現場海域を離れたとしている。

米国、イラン両海軍艦船によるペルシャ湾などでのにらみ合いは過去にも再三起きており、今月25日には同湾北端の海域で米海軍艦船がイランの武装哨戒艇に警告射撃もしていた。2人の米国防総省当局者によると、この哨戒艇は革命防衛隊の指揮下にあった。

イランの哨戒艇は米海軍哨戒船「サンダーボルト」に150ヤード(約137メートル)以内までに接近。衝突の事態を懸念し、サンダーボルトは海面へ警告射撃を実施したとしている。

米国防総省のデービス報道官は以前、イラン軍艦船による米軍艦船などに対する安全航行を損ね、職業倫理に背く行動は昨年通年で計35件発生したと報告。大半は同年上半期に起きていた。

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