米ロ首脳、G20夕食会でも会談していた 1時間近く

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米ロ首脳、G20夕食会でも会談

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は今月7日、20カ国・地域(G20)首脳会談が開催された独ハンブルクでロシアのプーチン大統領と初めて会談した後、夕食会でも非公式に会談していたことが分かった。米ホワイトハウスが18日に確認した。

あるホワイトハウス高官がCNNに語ったところによると、夕食会での会話は「1時間近く」続いたとされる。

一方ホワイトハウスは、トランプ氏がロシア側の通訳を通し、プーチン氏と「短い会話」を交わしたとする声明を出した。

それによると、夕食会でのトランプ氏の席は日本の安倍首相夫妻の近くだった。プーチン氏の隣にはメラニア・トランプ夫人が座っていた。トランプ氏は夕食会の終盤でメラニア夫人の近くへ移動し、そのままプーチン氏と言葉を交わしたという。

両首脳はこの日、2時間にわたる公式会談を行っていた。ホワイトハウスは夕食会での会話について、「諸外国の首脳と交流することは大統領としての任務のひとつで、ごく普通のこと」と指摘。「2度目の会談」という位置付けではなかったと主張している。

夕食会はメルケル独首相が主催し、各国首脳と配偶者だけが招かれた。各国とも通訳1人に限って同席が認められ、米国からは日本語の通訳者が出席していた。

米国家安全保障会議(NSC)の報道官によると、その場にいたのはトランプ氏、プーチン氏と同氏の通訳で、他のスタッフはいなかった。米野党・民主党の議員からは、ロシア側の通訳だけに頼る形になったことを問題視する声も出ている。

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