タンクローリー爆発、死者153人に パキスタン

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焼け焦げたタンクローリーの横を歩く作業員

焼け焦げたタンクローリーの横を歩く作業員

カラチ(CNN) パキスタン中部のパンジャブ州バハワルプルでガソリンを積んだタンクローリーが横転し、その後、爆発が発生した事件で、病院当局者によれば、死者数は26日午後の時点で153人に増加した。

事故が発生したのは25日。警察によれば、運転手がコントロールを失い、道路からそれてタンクローリーが横転し、道路わきで動かなくなった。大量のガソリンが流出し、近くの村人らが容器を持って集まってきた。女性や子どもを含む多くの人が爆発に巻き込まれたという。

爆発の原因については、明らかになっていない。現場近くにいた住民の一部がたばこを吸ったり、友人や知人に電話をかけたりしていたのが引火の原因となった可能性がある。あるいは、タンクローリーのバッテリーから火花が発生したとも考えられる。

タンクローリーは南部カラチから北部のラホールまで、2万5000リットルのガソリンを運ぶ途中だった。

現場を撮影した写真には、ひっくり返ったタンクローリーのタンクの上部が裂けた様子が写っている。周囲には焼け焦げたバイクや車の残骸が転がっている。地元メディアによれば、バイク75台と車両6台が破壊された。

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