イエメンのコレラ阻止へ、内戦介入のサウジが74億円寄付

2017.06.25 Sun posted at 17:22 JST

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(CNN) イエメン内戦に軍事介入するサウジアラビアは25日までに、イエメン内のコレラまん延を阻止するため国連児童基金(ユニセフ)などに6670万米ドル(約74億円)を寄付すると発表した。

寄付金の対象はこの他、世界保健機関(WHO)と現地でコレラ撲滅に努力する団体など。WHOの医療対策コンサルタント幹部によると、イエメン内のコレラ患者数は今月22日の時点で19万2983人。今年9月に30万人、これ以降40万人に達するとの懸念がある。

コレラ拡大は交戦地域でも起き、感染者数は日ごとに増加する状況となっている。飲料水の汚染、医療施設への薬品補給の遅延などが背景にある。

ハディ暫定大統領派とイスラム教シーア派の反政府武装組織「フーシ」の戦闘で社会基盤は荒廃し、国民は飢餓に近い苦境に追い込まれているとされる。内戦は2015年3月から悪化した。

サウジの今回の資金援助は、最近皇太子に昇格したムハンマド・サルマン前副皇太子が主導した。

イエメン内戦でサウジはアラブ諸国の有志連合を率い、イランが後押しするフーシの拠点への爆撃などを繰り返している。また、イエメン内ではテロ組織が勢力を築いて大っぴらに活動しているともされる。

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