イスラエル、ゴラン高原付近のシリア軍拠点を空爆

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シリア側から煙がのぼる様子をイスラエル側から撮影した写真=6月24日

シリア側から煙がのぼる様子をイスラエル側から撮影した写真=6月24日

(CNN) イスラエル軍は24日、シリアからの境界に位置する占領地ゴラン高原付近で、シリア側の政権軍拠点を空爆したと発表した。

シリア側からイスラエル領内に10発以上の発射体が撃ち込まれたことに対する報復だという。イスラエル軍はこの発射体について、シリア内戦で発射された砲弾が誤ってイスラエル側に飛来したとの見方を示した。

イスラエル軍はシリア政権軍の戦車2台など、発射体が打ち上げられた計3カ所を狙って空爆を実施したとしている。

イスラエルはまた、ゴラン高原に展開する国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)に対し、シリアからの主権侵犯は容認できないと正式に抗議した。

シリアの国営通信SANAは、イスラエル軍の空爆で数人が死亡したと伝えた。SANAによれば、この地域では政権軍と過激派組織「ヌスラ戦線」が衝突していた。発射体によるけが人は報告されていないという。

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