メイ英首相の側近2人が辞任、選挙戦敗北受け

2017.06.11 Sun posted at 11:20 JST

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ロンドン(CNN) 英総選挙でメイ首相の与党・保守党が大敗を喫したことを受け、首相の共同首席補佐官2人が辞任した。

メイ氏の最側近とされてきたニック・ティモシー、フィオーナ・ヒル両氏は10日、保守系の政治ブログを通して辞任を表明した。

ティモシー氏は声明で、選挙結果に対して「大きな失望」を表明。選挙戦の失敗を認めた。一方、ヒル氏は自身の業績に言及せず、メイ氏を「優れた首相」だと称賛した。

総選挙の結果を受け、保守党内部からはメイ氏の責任を追及する声が上がっている。一部の議員はメイ氏自身が退陣するべきだと主張している。

同党のナイジェル・エバンス下院議員は、高齢者の在宅医療の自己負担を増額し、学校給食への補助制度を廃止するとした党のマニフェストが大敗の原因になったとの見方を示す。

陣営内部ではティモシー、ヒル両氏の威圧的な態度が目立ち、だれもものが言えない状況だったと指摘する声もある。

保守党は議席が半数割れとなった事態を受け、北アイルランドの民主統一党(DUP)に協力を仰いだ。PA通信は10日深夜、首相報道官の話として、DUPが連携に大筋で同意したと伝えた。

DUPは人工妊娠中絶や性的少数者への強硬姿勢で知られることから、メディアや保守党内部では連携に対する反発も強い。

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