米空母2隻、日本海で合同演習 北朝鮮を牽制

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米空母「カール・ビンソン」。数日間の演習の後、米西海岸の母港へ帰還するという

米空母「カール・ビンソン」。数日間の演習の後、米西海岸の母港へ帰還するという

ワシントン(CNN) 米海軍の空母「カール・ビンソン」と「ロナルド・レーガン」が、31日にも日本海で合同演習を開始する。米国防当局者はこの演習について、北朝鮮が米軍による一層の挑発と受け止める可能性もあるとの見方を示した。

米国防当局者がCNNに明らかにしたところによると、予定ではカール・ビンソンとロナルド・レーガンは、他の艦船を伴って日本海の中南部に移動する。

合同演習は空母2隻のほかに水上艦数隻と潜水艦2隻が参加して、数日間の日程で行われる。空母2隻の合同演習はそれほど頻度は多くないものの、前例がないわけではないと米当局者は話している。

カール・ビンソンは数日後には、米サンディエゴの母港へ向けて帰途に就く予定になっている。一方、空母「ニミッツ」はワシントン州ブレマートンの母港を数日中に出航し、ペルシャ湾へ向かう途中で太平洋地域を通過する見通し。

複数の米当局者は、空母3隻が北朝鮮の近海を同時に航行することはないと強調する。ニミッツはまず米西海岸に寄港してジェット戦闘機を搭載した後に出航予定。その頃にはカール・ビンソンは西海岸に向かっている見通しだ。

ニミッツは太平洋でさまざまな演習を計画しているが、今回は北朝鮮近海は航行しない見通し。ニミッツかロナルド・レーガンが南シナ海を航行する可能性はある。

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