北朝鮮が弾道ミサイル発射、日本のEEZ内に落下

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北朝鮮が29日朝、東部から短距離弾道ミサイルを発射した

北朝鮮が29日朝、東部から短距離弾道ミサイルを発射した

(CNN) 米軍によると、北朝鮮が29日朝、短距離弾道ミサイルを発射した。日本海で日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる。

韓国軍合同参謀本部の声明によると、日本時間午前5時39分ごろ、北朝鮮東部の江原道元山(カンウォンドウォンサン)付近からスカッド系とみられるミサイル1発が発射され、約450キロ飛行した。米韓両国が綿密な分析を続けている。

米太平洋軍司令部は声明で、ミサイルが6分間飛行したと指摘した。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は「北米への脅威なし」と判断したという。

韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領はこれを受け、同日午前7時30分から国家安全保障会議(NSC)の会合を開くよう指示を出した。

安倍首相は国内記者団とのインタビューで、北朝鮮に「厳重に抗議」したと述べた。さらに「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動を取っていく。韓国をはじめ国際社会と連携しながら高度な警戒態勢を維持し、国民の安全を確保するために万全を期していく」と表明した。

米国家安全保障会議(NSC)の報道官によれば、米当局はミサイル発射を把握していて、トランプ米大統領も説明を受けたという。

北朝鮮は最近、弾道ミサイルの発射を繰り返し、日韓両国がこれを非難してきた。北朝鮮側は、米国や日韓からの脅威に対抗するのが目的だと主張している。

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