北朝鮮牽制の米空母交代へ、ロナルド・レーガン派遣

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空母「ロナルド・レーガン」が朝鮮半島近海へ移動中

空母「ロナルド・レーガン」が朝鮮半島近海へ移動中

ワシントン(CNN) 米海軍は11日までに、北朝鮮情勢に絡み朝鮮半島近海で任務遂行中の空母「カールビンソン」に代わり、空母「ロナルド・レーガン」を派遣する計画を明らかにした。

ロナルド・レーガンはこの任務に備え、事実上の母港としている神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地を出港し、試験運航を開始した。海軍の声明によると、試験運航では各部門や乗組員の作戦遂行能力を見極めるため、艦載機の飛行、離着艦、航空機格納、機関系統の作動や医療支援などの分野でさまざま訓練を実施する。

ニミッツ級の同空母は試験運航の開始前、横須賀基地で整備点検作業を行っていた。

カールビンソンは先月下旬、6回目の核実験強行などの挑発的な動きを見せる北朝鮮をけん制するため朝鮮半島周辺海域に到着。これより前には米海軍の最新型潜水艦「ミシガン」も韓国の港湾に寄港するなどして米軍の軍事力を誇示している。

朝鮮半島情勢はトランプ米大統領が4月初旬、軍事演習や弾道ミサイルの試射などを繰り返す北朝鮮に対し単独の行動も辞さないとの姿勢を示して以降、緊迫している。

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