米支援のシリア民主軍、北部の要衝をISISから奪還

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ラッカの奪還に向けた作戦が進められている

ラッカの奪還に向けた作戦が進められている

(CNN) シリアで米国の支援を受けながら過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦っているクルド系とアラブ系の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」が北部の要衝の町タブカと近郊のダムをISISから「解放」したことが11日までに分かった。SDFの広報担当が明らかにした。これはISIS占領下にある主要地域の奪還を目指した「ユーフラテスの怒り作戦」の一環。

米軍主導の有志連合のドリアン報道官はSDFの発表に先立ち、SDFがタクバのほぼ全域を占領したことをツイート。ドリアン報道官は「タブカが完全に解放された後、SDFと有志連合はラッカの孤立化と占領を目指す作戦を続行するだろう」と述べていた。

SDFの部隊はISISが首都と称するラッカの奪還に向けて進軍している。

ラッカにはISISの司令部が置かれているが、現在はかなりの部分が包囲されており、主要な補給ルートも遮断されている。

タブカと近郊のダムの奪還は、ラッカと主要インフラの奪還に向けた大きな一歩となりそうだ。このダムはシリア国内の広い範囲に電力を供給している。

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