しょうゆや香辛料の偽造品、大手ブランド騙り大量生産 中国

中国当局がしょうゆなどの偽ブランド品を製造していた工場を一斉摘発

中国当局がしょうゆなどの偽ブランド品を製造していた工場を一斉摘発

北京(CNNMoney) 中国で横行する偽ブランドの問題が、香辛料や調味料にまで及んでいる。当局によると、北部の天津でしょうゆやスパイスなどの偽ブランド商品を製造していた工場が一斉摘発された。

偽造調味料などは食品大手のネスレ、李錦記、クノール、王守義といったブランドを付けて販売されていたといい、中国国営紙の報道を受けて警察が摘発に乗り出した。

報道によると、問題の工場では汚い水道水や食用には適さない工業用の塩、他の工場から格安で仕入れた調味料のリサイクル品を使って偽造品を製造していた。

こうした調味料や香辛料の製造は家族経営の工場約50カ所で最高10年にわたって続けられ、推定で年間1億人民元(約17億円)あまりの収益を上げていたとされる。原料がごみの山と並んで屋外に置かれているケースもあったという。

CNNではこの報道の内容について独自に確認することはできていない。天津の当局にもコメントを求めたが返答はなかった。中国の食品医薬品当局は、この問題について調査を指示したことを明らかにした。

ネスレは「消費者を守るため、当局と連携して偽造品を特定し、行動を起こす」と表明。食品大手の李錦記は消費者に対し、調味料はスーパーマーケットなどの信頼できる店で買うよう呼びかけた。同社によれば、偽造品のほとんどは露店や卸売市場を通して流通しているという。

偽造品の大型製造工場は天津の住宅街にあって、それぞれが何十人もの従業員を雇用し、監視カメラや見張りを置いて当局による検査を警戒していたという。

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