「雷雨ぜんそく」で3人死亡、花粉と悪天候で発生 豪

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雷雨ぜんそくの多くは草の花粉だが、樹木の花粉やキノコの胞子でも起こりうるという。エジンバラ大学のアジズ・シェイク教授によれば、地形によっても異なり、たとえば2010年にはイタリアで、オリーブの木の花粉が原因の雷雨ぜんそくが発生したという。

メルボルン大学のエドワード・ニュービギン教授は、今回の雷雨ぜんそくの患者の中には、ぜんそく発作が初めてという人も多かったのではないかと指摘する。

同大学による2500人超を対象として調査によれば、嵐の最中にぜんそく発作に見舞われた経験のある人のうち、32%はそれまで発作を起こしたことがなかったという。

花粉症の人は特にリスクが高いとニュービギン教授は注意を呼びかけている。

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