激化する日本の反原発デモ 毎週金曜日に数万人が首相官邸前で抗議

(CNN)  日本で反原発デモが勢いを増しつつある。首相官邸前では毎週金曜日、数万人が原発再稼働に対する抗議デモを行っている。彼らの主張はただ1つ、原発の放棄だ。

社会革命の時代だった1960年代、世界各国で学生、人権活動家、反戦活動家たちが政府に対して立ち上がった。日本も例外ではなく、数十万人が1960年に締結された改定日米安全保障条約に反対し、街頭でデモを行った。日本ではこの安保反対デモを最後に大規模な抗議行動は行われてこなかった。

日本では昨年、津波の影響により東京電力福島第一原子力発電所で炉心溶融(メルトダウン)が発生して以来、反原発の草の根運動が広がりを見せている。

原発を推進したい政府も、こうした市民の声は無視できないが、今月に入って保守や試験のため停止していた国内の全原子炉50基のうち2基を再稼働した。日本には電力が必要、というのが政府側の言い分だ。

野田佳彦首相は先月、「安価で信頼性のある電力は,今後の繁栄と相応の生活水準(の維持)には不可欠」であり、「原発停止または原発無しでやりくりしようとしても,日本社会は機能しない」と述べた。

これに対し原発反対派は、原発事故を検証する国会事故調査委員会が今月、事故は東京電力、規制当局、政府の癒着が招いた「人災」と報告したことを挙げ、安全の方がより重要と主張している。

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