トランプ氏、ハリス氏とバイデン氏を非難 集会の聴衆の規模で
(CNN) 米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領がまたしてもホワイトハウスを批判した。現政権の措置により、ウィスコンシン州で開催した自身の選挙集会の会場がより小さな施設に変更されたと訴えている。
自身のSNS、トゥルース・ソーシャルへの投稿でトランプ氏は、民主党候補のハリス副大統領と現職のバイデン大統領が「わざわざ」自身の選挙活動を妨害していると主張。その上で28日の選挙集会について「過去最大規模の群衆が集まった」と説明した。開催地となったウィスコンシン州プレーリー・ドゥ・シーンでは最近、移民によるひどい犯罪が発生したとも述べた。
しかし最終的に、集会には座席数750の施設を使用。5万人以上が帰らなくてはならなかったという。
翌日、ペンシルベニア州での集会で群衆に述べたところによると、ウィスコンシン州の集会は当初野外で、5万人の群衆を入れて開催する予定だった。
トランプ氏はSNSへの投稿で、政権が本来の群衆の規模に見合う大統領警護隊(シークレットサービス)の要員をこちらへ回せなかったと指摘。国連のイベントでイランの大統領を警護しなくてはならなかったからだと述べた。イランの大統領は「可能な限りの手を尽くして私を殺そうとする人物」だとも言い添えた。
「我々は『猛烈に』異議を申し立てたが、どうすることも出来なかった」(トランプ氏)