共和党ヘイリー氏、ウクライナ情勢めぐりトランプ氏との違い示す 24年米大統領選

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共和党ヘイリー氏、CNNのタウンホールに参加

(CNN) 2024年の米大統領選への出馬を表明し、共和党からの指名獲得を目指しているニッキー・ヘイリー氏は4日、CNNが開催したタウンホールのイベントに参加し、同じく共和党からの指名を目指すライバルらを厳しく批判した。

ヘイリー氏は、サウスカロライナ州の州知事を務めた経験があるほか、トランプ前政権では国連大使として働いた。

ヘイリー氏は、21年1月に起きた連邦議会議事堂への襲撃事件をめぐり、トランプ氏が自身の支持者らの行動を擁護したことについて、間違っていると述べたほか、襲撃事件を「恐ろしい日」と呼んだ。

次期米大統領選で共和党からの指名獲得を目指すニッキー・ヘイリー氏/Will Lanzoni/CNN
次期米大統領選で共和党からの指名獲得を目指すニッキー・ヘイリー氏/Will Lanzoni/CNN

フロリダ州のデサンティス知事がディズニーとの法廷闘争で税金を使っていることについては偽善的だと指摘した。

ウクライナでの戦争をめぐっては、トランプ氏やデサンティス氏とははっきりとした違いを示した。

トランプ氏やデサンティス氏はロシアによるウクライナ侵攻に対する立ち位置がぐらついたことで話題になったが、ヘイリー氏は、ロシアが勝利すれば、さらに致命的な危機が世界にもたらされるとし、米国による関与の継続を明確に訴えた。

ヘイリー氏はこのほか、南軍旗の撤去など、知事時代の実績に繰り返し言及した。

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