米ニューオーリンズのパレード沿道で銃撃 少年が死亡、男を逮捕

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銃撃事件が起きた現場で対応に当たる警官=19日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ
/CHANDAN KHANNA/AFP/Getty Images

銃撃事件が起きた現場で対応に当たる警官=19日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ /CHANDAN KHANNA/AFP/Getty Images

(CNN) 米南部ルイジアナ州ニューオーリンズの警察によると、19日夜に開催されたパレードの沿道で銃撃があり、10代の少年1人が死亡、子どもを含む4人が負傷した。直後に男(21)が逮捕された。

警察責任者の記者会見によると、死亡した少年の年齢は15~18歳。負傷したのは4歳の女児、18歳の男性、22歳と24歳の女性で、いずれも病院で手当てを受けて帰宅した。

銃撃は午後9時半ごろに発生した。ニューオーリンズで毎年、カトリックの宗教行事である謝肉祭(カーニバル)の最終日「マルディグラ」(今年は21日)に向けて、連日実施されるパレードの最中だった。

周辺に配置されていた警官らが銃声を聞いて駆け付けた。数分以内に男を銃器の不法所持容疑で逮捕し、2つの銃器を発見した。20日深夜には殺人容疑が追加された。

同責任者は単発の事件との見方を示し、カーニバルの安全確保に努めると改めて表明した。

カントレル市長は20日の声明で「安全にパレードを続けなければ」と訴え、沿道の警備には州内各地の警察から100人以上が増派されていると述べた。

米NPO「ガン・バイオレンス・アーカイブ(GVA)」によると、銃撃犯以外に4人以上が撃たれた「銃乱射事件」は、米国内で今年すでに80件発生している。

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