ロシアは戦略的・作戦的に「敗北」 米軍制服組トップ

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ロシア軍に向けて発砲するウクライナ兵。ミリー米統合参謀本部議長はロシア軍が戦術的に敗北しているとの見方を示した/Chris McGrath/Getty Images

ロシア軍に向けて発砲するウクライナ兵。ミリー米統合参謀本部議長はロシア軍が戦術的に敗北しているとの見方を示した/Chris McGrath/Getty Images

(CNN) ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから1年を迎えようとするなか、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は14日、訪問先のブリュッセルで、ロシアは「戦略的、作戦的、戦術的に敗北した」と述べた。

ミリー氏は「プーチン(・ロシア大統領)はウクライナを迅速に撃破して、NATO(北大西洋条約機構)の同盟を崩壊させ、罰を受けることなく行動できると考えていた。彼は間違っていた」と述べた。ウクライナは依然として自由であり独立を守っているほか、NATOはかつてないほど強力になり、ロシアは世界ののけ者になったと指摘。

国際社会はウクライナの勇気と苦境から立ち直る力に触発されているとし、「つまり、ロシアは敗北した。彼らは、戦略的、作戦的、戦術的に敗北した。そして、ロシアは戦場で多大な代償を支払っている」と続けた。

ミリー氏とオースティン米国防長官は「ウクライナ防衛コンタクトグループ」の会合に出席し、ロシアと戦っているウクライナへの支援について協議を行った。

ミリー氏は、プーチン氏が選択した戦争を終わらせるまで、国際社会は、防衛に必要な装備と能力でウクライナを支援し続けると述べた。

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