米、主力戦車「エイブラムス」30両をウクライナに供与へ 週内にも発表か

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訓練中に森林地帯でエイブラムス戦車に乗る米軍兵=22年6月、ドイツ/Nicolas Armer/dpa/Getty Images

訓練中に森林地帯でエイブラムス戦車に乗る米軍兵=22年6月、ドイツ/Nicolas Armer/dpa/Getty Images

(CNN) バイデン米政権が主力戦車「エイブラムス」約30両をウクライナに供与する計画の最終調整を行っており、早ければ週内にも発表される可能性があることがわかった。事情に詳しい当局者2人が明らかにした。

米国は、少数の回収車も供与するという。回収車は、戦場での戦車の修理や、戦場から戦車を移動させて別の場所で整備や修理を行うために使われる。

実際にエイブラムスが供与される時期については未定であり、エイブラムスを効果的に運用するための訓練には通常、数カ月を要するという。

エイブラムス供与の発表はドイツとの外交上の行き詰まりを打破する試みの一環となる可能性がある。ドイツは先週、米国もエイブラムスを供与しなければ自国製の戦車「レオパルト」をウクライナに提供しないと米国に示唆していた。

米国家安全保障当局の高官らはレオパルトを供与するようドイツを説得する方法を積極的に検討していた。

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