幼児に銃を持たせた疑い、父親とされる男を逮捕　米インディアナ州

（ＣＮＮ） 米インディアナ州ビーチグローブのアパートで先週、幼児が銃を持っている防犯カメラの映像がテレビの生放送で流れ、父親とされる男がネグレクト（育児放棄）の容疑で逮捕された。

映像は１４日、警察のパトロールを追う米ケーブル局「Ｒｅｅｌｚ（リールズ）」の番組で生放送された。

番組側の発表によると、アパートの廊下で子どもから銃を向けられたという住人の通報を受け、警察が出動した。

防犯カメラの映像には、幼い男児が１人でけん銃を振り回したり、引き金を引いたりする姿が映っていた。

父親とされる男は警察に「銃を家に持ち込んだことはない」「もしあったら、それはいとこの持ち物だ」と話したが、リビングのテレビの下から銃が見つかったという。

カメラに映っていたのと同じ銃かどうかは不明だが、現場にいた警官の１人は９ミリ口径のけん銃だと述べた。ＣＮＮが入手した警察の記録によると、銃弾は弾倉に１５発入っていたが、薬室に込められてはいなかった。

男は手錠をかけられ、警察に連行された。現地のＣＮＮ提携局によると、１７日午後に出廷が予定されている。

ビーチグローブ市長は同局への声明で遺憾を表明。「幼児本人をはじめ、だれにもけががなくて本当によかった」と述べ、警察の対応に感謝の意を表した。