バイデン氏、ウクライナへの歩兵戦闘車供与を検討

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米国がウクライナへの供与を検討している歩兵戦闘車「ブラッドレー」/Delil souleiman/AFP/Getty Images

米国がウクライナへの供与を検討している歩兵戦闘車「ブラッドレー」/Delil souleiman/AFP/Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は4日、ウクライナへの歩兵戦闘車「ブラッドレー」の供与を検討していると述べた。

記者団からウクライナ支援でブラッドレー歩兵戦闘車の提供を「検討中」かと聞かれ、バイデン氏は「イエス」と答えた。

ブラッドレーは戦場で部隊を輸送するための装甲車。乗組員の保護と敵を攻撃するための数種類の武器を搭載している。

ある国防当局者によると、米国は次のウクライナ支援策でブラッドレーの提供を発表する可能性があるという。

実現すれば、先月のゼレンスキー・ウクライナ大統領のホワイトハウス訪問を受けて米国が提供に合意した軍事装備品に新たに含まれる初のものとなる。

ゼレンスキー氏の訪米中、米国は最も強力で高度なシステムの一つである地対空ミサイル「パトリオット」をウクライナに初めて供与することを発表した。

ただ、ゼレンスキー氏はロシアとの戦争が間もなく1年を迎える中で、より多くの武器が必要という点を明確にした。

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は4日、数日から数週間内に米国が新たなウクライナ支援策を発表する予定だと述べた。

米国はこれまでに耐地雷・伏撃防護車両(MRAP)や装甲多目的車両などの装甲車両を提供してきた。また、旧ソ連製のT72型戦車の改修の費用も負担した。

2人の国防当局者によると、ウクライナから再三要望があるものの、米国はまだM1戦車を送る準備は整っていないという。

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