ウクライナのエネルギーインフラ復旧、米が支援を約束

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停電になったウクライナ首都キーウの道路を通行する車両/Gleb Garanich/Reuters

停電になったウクライナ首都キーウの道路を通行する車両/Gleb Garanich/Reuters

(CNN) 米国のブリンケン国務長官は27日、主要7カ国(G7)や他の同盟国とともに、ウクライナのエネルギーインフラの修理、交換、防衛に向けて休むことなく取り組むと改めて約束した。ウクライナはロシアの攻撃によって厳しい冬を迎えている。

しかし、こうした取り組みは難しいものとなりそうだ。

米国からの電気機器の第1陣は1週間以上前にウクライナに到着していた。米当局者によれば、到着したものの中には、ブレーカーや継電器、断路器など大きな機器も含まれる。

米国や同盟国はウクライナ首都キーウに対し、電気や暖房を維持するのに必要な機器を供給しようとしているものの、世界的なサプライチェーン(供給網)の問題にも対処しなければならなかったという。

当局者によれば、この問題に対する世界的な対応がとられており、米国は民間と協力してギャップを埋めようとしている。既存のサプライチェーンの問題を考えれば、余分な供給は多くないという。

米国で使われている、より高額な機器の一部は、異なった周波数グリッドで動くよう設計されているために、ウクライナでの互換性がないものもある。

米国は、防空システムの提供によって、ウクライナの重要なインフラへのロシアからの攻撃に対抗できるようになることを期待している。そうすることで、米国などが提供した機器が破壊されずに済む。

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