米国に「世代に一度」の冬の嵐、バイデン氏が国民に警戒呼びかけ

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歩道の雪を吹き飛ばす男性=21日、ミネアポリス/Abbie Parr/AP

歩道の雪を吹き飛ばす男性=21日、ミネアポリス/Abbie Parr/AP

(CNN) 米国は週末にかけて広範囲で厳しい冬の嵐に見舞われる見通しだ。吹雪による車の立ち往生や航空便のキャンセルなどすでに影響が出始めており、バイデン大統領は22日、「事態を深刻に受け止め、地元当局の警報に耳を傾けるよう」国民に注意を促した。

米国立気象局(NWS)は「世代に一度の」冬の嵐だと注意喚起している。同日朝の時点で全米で1億1000万人超に雪や凍結に関する警戒情報が発令された。

気象予報サービスは、一部の地域では気温が「生命を脅かす」レベルにまで下がっているとしている。

この冬の嵐は22日夜から23日にかけて「爆弾低気圧」になり、北東部の五大湖の方へと移動しながらハリケーンの強さで5段階で下から2番目に当たる「カテゴリー2」相当の気圧に下がると予想されている。

バイデン大統領は「この嵐は子どものころにあったようなスノーデー(大雪による休校日)ではない。深刻なものだ」と指摘。国民に「この嵐を極めて深刻にとらえてほしい」と呼びかけ、地域社会を支援する用意をチームで整えていると述べた。

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