米LA国際空港でCO2漏れか、職員4人に健康被害

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米ロサンゼルス国際空港のターミナル内にある機械室で31日、二酸化炭素(CO2)漏れとみられる事故があり、空港職員4人が健康被害を受けた/AaronP/Bauer-Griffin/GC Images/Getty Images

米ロサンゼルス国際空港のターミナル内にある機械室で31日、二酸化炭素(CO2)漏れとみられる事故があり、空港職員4人が健康被害を受けた/AaronP/Bauer-Griffin/GC Images/Getty Images

(CNN) 米ロサンゼルス国際空港のターミナル内にある機械室で31日、二酸化炭素(CO2)漏れとみられる事故があり、空港職員4人が健康被害を受けた。

ロサンゼルス消防局(LAFD)によると、ターミナル8の地下にある機械室の中で破裂音が聞こえ、消火システムから二酸化炭素とみられる大量のガスが漏れ出した。

室内とその近くで女性1人と男性3人の職員が作業をしていた。このうち、室内で倒れていた50代の男性は発見時、呼吸と脈が確認されず、救急隊員がただちに蘇生措置を施しながら近くの病院へ搬送した。空気中の酸素が二酸化炭素に置き換わったため酸欠状態となり、心停止に陥ったとみられる。男性の容体は4人の中で最も重症とされ、その後重体に切り替えられた。

現場は手荷物引き取り所の近くにあり、ターミナル内の利用客ら全員に一時、避難指示が出た。連邦航空局(FAA)は同ターミナルへの到着便を停止した。

ほかのターミナルや発着便に影響はなく、現場もその後再開している。

運輸保安庁(TSA)の職員や保安検査場に影響はなかった。

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