米海軍の最新鋭空母「ジェラルド・フォード」が初配備

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米海軍の最新鋭空母「ジェラルド・フォード」が初の配備に向けてノーフォークを出港/Petty Officer 2nd Class Anderson/US Navy

米海軍の最新鋭空母「ジェラルド・フォード」が初の配備に向けてノーフォークを出港/Petty Officer 2nd Class Anderson/US Navy

(CNN) 米海軍の最新にして最も先進的な空母「ジェラルド・フォード」が4日、初の配備に向けてバージニア州ノーフォークを出発した。艦の性能を試すほか、同盟国との合同演習にも参加する。

米海軍によればジェラルド・フォード以前、新たな空母は「40年以上」設計されていなかった。2009年11月に建造が正式に始まった同艦は、トランプ前大統領によって17年に就役した。

米海軍はすでに、同じフォード級の空母2隻「ケネディ」と「エンタープライズ」の建造に着手している。

ジェラルド・フォードに搭載された最新鋭の技術には、電磁式のカタパルトが含まれる。これは従来の蒸気カタパルトと異なり、電力を使用して航空機を射出するシステム。海軍当局者によると、射出時の航空機への負担が軽減されるほか、次の射出までに要する時間も短縮できるという。

レーダーもより先進的なデュアルバンドレーダーシステムを搭載する。

ジェラルド・フォードを中心とする空母打撃群は、同盟国や提携国と共に大西洋及び地中海での作戦行動に従事する予定。配備期間は標準とされる6カ月よりも短くなる見通しだと海軍当局者は述べた。

同軍の発表によると、今回の配備には9カ国から約9000人の要員が参加。艦船20隻と航空機60機で行われる。演習に加わる国の内訳は米国、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、スペイン、スウェーデン。

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