共和党内に大統領弾劾求める「圧力」、中間選挙で下院奪還なら

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共和党のナンシー・メイス下院議員/Allison Joyce/Getty Images

共和党のナンシー・メイス下院議員/Allison Joyce/Getty Images

(CNN) 共和党のナンシー・メイス下院議員(サウスカロライナ州選出)は25日、共和党が中間選挙で下院の過半数を獲得した場合、ジョー・バイデン大統領の弾劾(だんがい)動議を求める「圧力」が共和党下院議員内にあると述べた。

メイス議員はNBCの「ミート・ザ・プレス」に出演し、中間選挙で共和党が勝利した場合弾劾手続きが行われるかと問われると、「党内では弾劾手続きを進めるべきだという声が高まっている。一部の議員が検討しているようだ」と答えた。

メイス議員は情報筋について言及しなかったほか、具体的に誰が動議を検討しているかといった質問もなかった。

弾劾裁判になった場合どちらに票を投じるかという質問に対しては、「正当な手続きが取られていないと感じた場合、弾劾には反対する。大統領が誰であれ、私は憲法にのっとって票を投じる」と述べた。

CNNが今年初めに報じたように、共和党下院議員の強硬派はバイデン大統領の弾劾手続きを扇動しているが、今のところ党上層部はこれを支持していない。

共和党のケビン・マッカーシー下院院内総務は、下院奪還のあかつきには徹底した調査を行うと宣言しているが、そうした調査が連邦議会議事堂襲撃事件や2020年の大統領選挙にまでおよぶかは明らかになっていない。

20年の選挙でチャールストン選挙区を奪い返したメイス議員は、バイデン大統領の勝利を承認したとしてトランプ氏の怒りを買った。24年の大統領選挙では「民主・共和ともに大勢の候補者が出てくるだろう」としながらも、トランプ氏が出馬した場合、支持するかという質問に対してはお茶を濁した。

「誰であれ、共和党の指名を受けた候補者を支持する」とメイス議員は語った。

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