米ジョージア州北西部で豪雨、知事が緊急事態宣言

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米ジョージア州北西部で発生中の豪雨は、専門家の試算によると200年に1度の出来事という/Courtesy Jennifer Hurley

米ジョージア州北西部で発生中の豪雨は、専門家の試算によると200年に1度の出来事という/Courtesy Jennifer Hurley

(CNN) 米ジョージア州北西部の一部が4日、豪雨に見舞われた。気象の専門家の試算によれば、200年に1度の出来事とみられる。

米国立気象局(NWS)のアトランタ支部は4日、同州のチャタヌーガ郡とフロイド郡の一部で、降水量が約254~330ミリとなり、さらに雨が降ると明らかにした。こうした降水量によって壊滅的な鉄砲水が発生しており、当該の地域に対して警戒を呼び掛けている。

NWSによれば、4日夜には降水量が1時間あたり最大50ミリに達する可能性があり、6日にかけて、さらに雨が降るとみられる。

ジョージア州のケンプ知事は4日、深刻な洪水被害が発生したとして、チャタヌーガ、フロイド両郡に対して緊急事態を宣言した。一部では300ミリを超す雨が降り、川の水位が急速に上昇する可能性があるという。

サマービルやリアリーなど一部の地域に対しては4日、鉄砲水の警報が出ている。

NWSは危険な状況だとして、すぐに高い場所へ移動するよう呼び掛けた。

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