集合住宅に放火、逃げる住人を銃撃 5人死傷、容疑者は射殺 米テキサス州

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事件について説明するヒューストン警察のトロイ・フィナー警察署長(中央)/Houston Police

事件について説明するヒューストン警察のトロイ・フィナー警察署長(中央)/Houston Police

(CNN) 米テキサス州ヒューストンで28日未明、男が集合住宅の建物に放火して逃げようとする住人を銃撃する事件があり、3人が撃たれて死亡、2人が負傷した。容疑者の男は警官に射殺された。

ヒューストン警察の発表によると、被害者はいずれも男性で、年齢は40~60歳だった。

警察と消防は現地時間の午前1時7分ごろ、人が倒れているとの通報や、銃撃の通報、火災発生の通報を受けて現場に駆け付けた。

警察の調べによると、容疑者は複数の住人に火を付け、その住人たちが逃げようとしたところを待ち伏せて銃撃したという。

現場は賃貸集合住宅で、消防が最初に到着して消火しようとしたが、容疑者が銃撃を始めたために退却を強いられた。

間もなく到着した警察は、通りをはさんで向かい側の駐車場で容疑者の男を発見。男は40歳くらいのアフリカ系米国人で、全身黒ずくめの服装をしていた。

男は警官との銃撃戦で死亡した。この警官は定められた手続きに従って休職扱いとなっている。

男はこの住宅に長年居住していたが、最近になって退去を通告されていたことが判明。警察は、この退去通告が引き金になった可能性もあるとみて調べている。

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