米判事、特任弁護士の選任に応じる「暫定的」意向 トランプ氏が要請

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トランプ前大統領の邸宅「マール・ア・ラーゴ」の警備にあたるシークレットサービス(大統領警護隊)=8日/Damon Higgins/AP

トランプ前大統領の邸宅「マール・ア・ラーゴ」の警備にあたるシークレットサービス(大統領警護隊)=8日/Damon Higgins/AP

(CNN) トランプ前米大統領が自身の邸宅「マール・ア・ラーゴ」の家宅捜索をめぐり、押収された証拠物の検証にあたる「特別補佐官(スペシャル・マスター)」と呼ばれる特任弁護士を選任するよう連邦地裁に求めている問題で、地裁のアイリーン・キャノン判事は選任に応じるとの「暫定的な」意向を表明した。

キャノン氏は同時に、トランプ氏側の要請を検討するための審理を9月1日に開く方針を示した。スペシャル・マスター任命の意向に言及する一方、これは「最終的な判断」ではないと強調した。

キャノン氏は2020年にトランプ氏が判事に任命した人物。スペシャル・マスターをめぐるトランプ氏側からの要請を受け、司法省が30日までに書面で回答するよう指示している。

スペシャル・マスターは、証拠物の中にトランプ氏側が開示を拒否できる資料がないかどうか、第三者の立場から検討する役割を果たす。トランプ氏が22日に提出した選任要請の文書について、キャノン氏は数件の不備を指摘した。これを受けてトランプ氏側は26日、要請の理由を説明する追加の文書を提出していた。

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