警察が男を射殺、知事や警官を電話で脅迫 米NY市

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(CNN) 米ニューヨーク市で9日、知事や政治家、警官に対する脅迫電話をかけたとされる男が、警察に射殺される事件があった。

ニューヨーク市警によると、男は警察への電話で自分の名を名乗り、「自分が見た最初の警官の頭を吹き飛ばす」と脅迫。続いて同市警クイーンズ支部への電話でも同じ内容を繰り返した。

警察は現場の住宅に警官隊を出動させ、家から出てきた男の名を警官が呼ぶと、男は電話をかけたのは自分だと認め、口汚い言葉で警官をののしり始めた。ポケットから手を出せという警官の指示には従わなかったという。

短い言葉のやり取りがあった後に、男が銃を抜いて警官に銃口を向けたと警察は説明している。男は数発を発砲し、警官少なくとも6人が撃ち返したとされる。

警察は負傷した男を取り押さえ、蘇生措置を施して病院へ搬送した。男は搬送先の病院で死亡が確認された。

警官も数人が病院に搬送され、耳鳴りや高血圧などの手当てを受けたと警察は説明している。現場ではまだ捜査が続けられている。

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