バイデン氏「驚きと憤り、深い悲しみ」 安倍元首相死亡で

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米国務省で当時の安倍晋三首相(左)と乾杯するバイデン副大統領(当時)=2015年/PAUL J. RICHARDS/AFP via Getty Images

米国務省で当時の安倍晋三首相(左)と乾杯するバイデン副大統領(当時)=2015年/PAUL J. RICHARDS/AFP via Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は8日、安倍晋三元首相(67)が選挙活動中に銃撃され死亡したとの報道に「驚き、憤り、深く悲しんでいる」と述べた。

安倍氏は奈良県での演説中に撃たれ、その後死亡した。

バイデン氏はホワイトハウスを通じて発表した声明で「安倍氏は日本国民のことを深く思いやり、国民に奉仕するために人生をささげた。襲撃されたその瞬間も、安倍氏は民主主義の仕事にかかわっていた」と述べた。

そのうえで「まだ不明な詳細が多いが、暴力による襲撃がけっして容認されないこと、銃暴力が被害を受ける社会に常に深い傷を残すことは分かっている。米国はこの悲しみの時に日本と共にある。彼の遺族に最も深い哀悼の意をお伝えする」とした。

安倍氏の死を受け、バイデン氏はホワイトハウスなどの連邦施設で今月10日まで半旗を掲揚するよう指示した。

バイデン氏は8日午後、記者団の取材に応じ、岸田文雄首相に連絡したことを明らかにした。その後日本大使公邸を訪問し、追悼帳に署名した。

バイデン氏はまた、犯行に「手製の武器」が使われたことに言及。米国に比べ日本では銃関連の死亡事件はまれだと強調した。

警察庁によると、2021年、日本で報告された銃器発砲事件の死者は1人だけだった。同年、日本では銃器発砲事件が10件報告された。

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