車両から約1.5億円の薬物を押収 米カリフォルニア州

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車の内部に薬物が隠されていた/US Customs and Border Protection

車の内部に薬物が隠されていた/US Customs and Border Protection

(CNN) 米税関・国境警備局(CBP)は4日までに、メキシコから米カリフォルニア州に入国した車から110万ドル(約1億4800万円)超の薬物を押収したと明らかにした。

CBPの声明によれば、係官が6月16日、オタイメサの通関で、メキシコから米国へ入国した男(43)を止めた。CBPの係官や麻薬探知犬が薬物を検知していた。

男は車両に約40キロの薬物を隠し持っていた。見つかった薬物はフェンタニルやヘロイン、メタンフェタミン、コカインなどで、クォーターパネルやリアバンパーなどさまざまな場所に隠されていた。

男は米移民税関捜査局(ICE)に引き渡された。

CBP幹部は「CBPの係官は最前線にいて、こうした種類の危険な薬物が米国に入って来るのを防いでいる」と指摘。結果として、鋭い認識と協力した取り組みによって薬物が地域社会に入ることはなかったとして係官をたたえた。

米疾病対策センター(CDC)が4月に発表した暫定データによれば、薬物の過剰摂取による死亡件数が過去に例をみないほど増加しており、再び過去最高を記録した。

CDCの推計によれば、昨年11月までの1年間で薬物の過剰摂取によって死亡した人の数は10万6854人。薬物の過剰摂取による年間の死者数は過去6年間で2倍以上に増えたほか、昨年だけでも16%増加した。

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