ロシア、拘束の米国人に死刑も 米は「恐ろしい」

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ウクライナでの戦闘に自ら参加した米国人2人に、ロシアが死刑適用も排除しないと示唆/Courtesy Bunny Drueke & Joy Black

ウクライナでの戦闘に自ら参加した米国人2人に、ロシアが死刑適用も排除しないと示唆/Courtesy Bunny Drueke & Joy Black

(CNN) ウクライナでの戦闘に自発的に参加した米国人2人についてロシアが拘束後に死刑の適用を排除しないと表明したことを受け、米ホワイトハウスは「恐ろしい」と述べた。

国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は「我々は、この2人の人物について、より多くのことを知ろうとしている」と述べた。

カービー氏は、ロシア政府の当局者がウクライナの米国人2人について死刑を示唆したことは恐ろしいと述べた。できることがないか、引き続き探っているという。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は20日、拘束された米国人2人について、ジュネーブ条約は適用されないとの考えを明らかにしていた。ジュネーブ条約は、捕虜の処刑の禁止などを含む、戦時の兵士や民間人の処遇について定めている。

ペスコフ報道官は、死刑の適用は排除されてはいないとした上で、そうした決定はロシア大統領府ではなく法廷が下すとしていた。

カービー氏はペスコフ報道官やロシアのプーチン大統領の考え方に踏み込むことはないとしたが、死刑は現実の話にせよ仮定の話にせよ問題だとの認識を示した。

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