6~17歳へのモデルナ製ワクチン、米FDAが緊急使用を支持

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米FDAの諮問委員会がモデルナ製ワクチンの6~17歳への緊急使用を支持/FREDERIC J. BROWN/AFP/Getty Images

米FDAの諮問委員会がモデルナ製ワクチンの6~17歳への緊急使用を支持/FREDERIC J. BROWN/AFP/Getty Images

(CNN) 米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は14日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、6~17歳を対象とした2回接種の緊急使用許可(EUA)について審議し、全会一致で支持を決めた。

6~11歳の子どもに50マイクログラムを2回、12~17歳には100マイクログラムを2回接種することによるメリットがリスクを上回るかどうかと問う採決で、22人の委員全員が上回るとの立場を示した。

FDAはこれを受けて緊急使用を認める見通し。さらに米疾病対策センター(CDC)の諮問委員会が採決のうえ勧告を出し、ワレンスキーCDC所長が承認すれば、接種が始まる。

諮問委員からは3回目の接種も必須との指摘があり、その文言がEUAに含まれる可能性もある。

FDAの説明文書によると、モデルナの臨床試験では、6~17歳への2回接種によって成人と同様の免疫反応が得られた。この年齢層でも副反応はほぼ軽度から中等度で、短期間のうちに回復するという。

諮問委員会は15日も引き続き会合を開き、モデルナ製ワクチンのEUAをさらに生後6カ月から5歳までの子どもに拡大するかどうかを検討する。

米ファイザー製ワクチンについても同じく、EUAの対象を拡大して生後6カ月以上とするかどうかが審議される。ファイザー製は現在、5歳以上の子どもへの追加接種まで承認されている。

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