「夫を殺す方法」の筆者、夫殺害の罪で終身刑に 米

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夫を殺害した罪で有罪評決を受けたミステリー作家のナンシー・クランプトン・ブロフィ被告/Pool/KPTV

夫を殺害した罪で有罪評決を受けたミステリー作家のナンシー・クランプトン・ブロフィ被告/Pool/KPTV

(CNN) かつて「夫を殺す方法」と題したエッセーを書き、2018年に夫を殺害した罪で有罪評決を受けたミステリー作家のナンシー・クランプトン・ブロフィ被告(71)が13日、終身刑を言い渡された。

料理人だった夫(享年63)は18年6月、講師を務める料理学校で背中と胸を撃たれて死亡した。被告は出勤する夫の後をつけ、買ってあった自動拳銃で襲ったとされる。

被告はこのほかにも自家製の銃を組み立てるキットを購入していたが、いずれも執筆活動のためだったと主張した。

検察によると、夫婦は当時借金を抱えていて、夫には100万ドル(現在のレートで約1.3億円)以上の生命保険がかかっていた。

被告はこの7年前、ブログに「夫を殺す方法」と題したエッセーを投稿し、悪質な夫を殺害することのプラス面、マイナス面を論じていた。

裁判では、事件よりずっと前に書かれたこのエッセーが陪審に先入観を与える恐れもあるとして、判事が証拠として採用しないことを決めた。陪審はこれを読むまでもなく、先月25日に有罪の評決を下した。

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