「夫を殺す方法」の作家、夫殺害で有罪評決 米オレゴン州

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ナンシー・クランプトン・ブロフィ被告/Pool/KPTV

ナンシー・クランプトン・ブロフィ被告/Pool/KPTV

(CNN) 米オレゴン州ポートランドの裁判所の陪審は25日、2018年にシェフの夫を殺害したとして、作家のナンシー・クランプトン・ブロフィ被告(71)に第2級殺人罪の有罪評決を言い渡した。被告の夫は講師を務める料理学校で射殺されていた。

クランプトン被告は「夫を殺す方法」と題したエッセーを書いたことで知られる。評決が読み上げられた際に特に感情は示さなかった。

検察は、クランプトン被告が自費出版した小説はそれほど売れず、2人は借金に苦しんでいたと主張。夫の死亡に伴い、生命保険証書など100万ドル(約1億2600万円)超相当の資産が被告の手元に残された可能性があるとも述べた。

2018年に死亡したダニエル・ブロフィさん/From LinkedIn
2018年に死亡したダニエル・ブロフィさん/From LinkedIn

検察によると、クランプトン・ブロフィ被告は仕事に向かう夫の後をつけ、9ミリの拳銃で撃った。捜査員は現場で9ミリの薬きょう2個を発見。その後、被告が買った「ゴーストガン」の組み立てキットも保管施設で発見した。ゴーストガンは未登録で追跡不可能な銃器を意味する。

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