ロシア軍兵士約2000人がマリウポリに残留 米国防高官

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ロシア軍の空爆を受けるマリウポリのアゾフスターリ製鉄所/Donetsk People's Republic Interior Ministry

ロシア軍の空爆を受けるマリウポリのアゾフスターリ製鉄所/Donetsk People's Republic Interior Ministry

(CNN) 米国防当局の高官によると、2つのロシア大隊戦術群(BTG)に相当する約2000人のロシア軍兵士がマリウポリにまだ残っている。

しかし、マリウポリに駐留していた10のBTGは現在北上を試みていて、「より良い防御態勢を整えるため、あるいは再訓練と態勢立て直しのために」ヴェリカ・ノボシルカの南にとどまっているという。

同高官は、マリウポリやその周辺に残る部隊にはチェチェン人を含む非ロシア人戦闘員が含まれている可能性があると述べた。

ロシア軍の進展はウクライナ北部では「依然として遅く、ばらつきがある」という。

また、ロシア軍は南部に兵力を移しているものの、それらの地域では多くのウクライナ人の抵抗にあっていて、「北部では全体的な勢いが停滞している」と付け加えた。

マリウポリでのロシア軍の戦闘状況については、「南部では何も進展がない」という。

ロシア軍はウクライナ西部リビウ付近の重要インフラ、特に鉄道への攻撃を試みてきた。しかし、ロシア側はターゲットを正確に攻撃できなかったようだと同高官は指摘した。

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